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軽天(軽量鉄骨)工事とは?基礎知識から施工方法まで専門業者が詳しく解説

愛知県弥富市を拠点に名古屋市・津島市・愛西市エリアで内装工事を手がける株式会社井上内装です。軽天工事やボード工事をメインに、マンションやビル、店舗、商業施設の内装工事を幅広く対応しております。今回は、内装工事の基礎となる軽天(軽量鉄骨)工事について、基礎知識から施工方法まで専門業者の視点で詳しく解説いたします。
 

 

軽天(軽量鉄骨)工事の基礎知識


軽天工事は現代の内装工事において欠かせない技術です。建物の壁や天井の骨組みを作る重要な工程であり、建物の安全性と美観の基礎となります。愛知県弥富市・津島市・名古屋市エリアでも、マンションやオフィスビル、商業施設の多くで採用されています。
 

🔸 軽天工事とは何か

軽天工事とは、「軽量鉄骨天井下地」の略で、軽量鉄骨を素材とした天井や壁の骨組みを作る工事のことです。厚さ0.5mm~1mm程度の鋼材を格子状に組み上げて、建物内部の間仕切りや天井の下地を構築します。
 
昭和50年頃から普及が始まったこの工法は、それまで大工が木材を削って一本ずつ柱を立てていた作業を、軽量鉄骨材料で効率的に行えるようになったことで急速に広まりました。現在では木造住宅を除く、ほとんどの建物で標準的に使用されています。
 

🔸 LGSとの関係と用語の違い

軽天工事と密接に関係する用語として「LGS」があります。LGSとはLight Gauge Steel(ライト・ゲージ・スチール)の略で、軽量鉄骨を意味します。
 

用語の使い分け

軽天工事:天井や壁の下地工事全般を指す

軽鉄工事:主に壁の下地工事を指す場合が多い

LGS工事:軽量鉄骨を使用した工事全般の総称

ボード工事:下地に石膏ボードを貼る仕上げ工事

現場での呼び方

関東エリア:LGS工事と呼ぶことが多い

関西・東海エリア:軽天工事、軽鉄工事と呼ぶ

業界内:金属工事として分類される

図面表記:軽量鉄骨下地工事と記載

「参照:フトコロ・タイムズ」
 

軽量鉄骨材料の特徴と規格

軽量鉄骨材料は工業製品として規格化されており、安定した品質と供給が確保されています。愛知県内の内装工事でも、JIS規格品と一般普及品の2種類が使い分けられています。
 

🔸 JIS規格と品質基準

軽量鉄骨はJIS A 6517「建築用鋼製下地材(壁・天井)」で規格されています。この規格は日本規格協会が制定した国家規格で、材料の寸法や板厚、試験方法を詳細に定めています。
壁用軽量鉄骨のJIS規格寸法は以下の5種類に分類されます。
 
50形:スタッド幅50mm、板厚0.5mm
65形:スタッド幅65mm、板厚0.5mm
75形:スタッド幅75mm、板厚0.8mm
90形:スタッド幅90mm、板厚0.8mm
100形:スタッド幅100mm、板厚1.0mm
 

重要国土交通省の公共建築工事標準仕様書では、軽量鉄骨天井下地・壁下地について「JIS A 6517による」と明記されています。公共工事や大型商業施設の工事では、特記がない限りJIS規格品の使用が基本となります。

 

🔸 軽量鉄骨のメリット・デメリット

軽量鉄骨材料が建設業界で広く採用される理由は、木材と比較した多くの優位性にあります。
 

メリット

品質安定性:工業製品のため変形が少ない

軽量性:建物への負荷が軽減される

不燃性:火災時の安全性が高い

施工性:工期短縮とコスト削減

耐久性:シロアリや湿気に強い

デメリット

現場調整:木材のような細かい加工が困難

施工制約:規格化されているため柔軟性に限界

特殊工具:溶接や電動工具が必要

錆の可能性:切断面や湿気の多い環境で注意

「参照:リバネス技術コラム」
 

 

軽天工事の施工方法と手順

軽天工事は壁下地工事と天井下地工事に大別され、それぞれ使用する部材や施工手順が異なります。弊社では長年の経験を活かし、安全で効率的な施工を心がけています。
 

🔸 壁下地工事の流れ

壁下地工事は比較的シンプルな構造で、主要部材は3つです。
 
墨出し作業
レイアウト図に基づき床と天井に印をつける
 
ランナー設置
床と天井に水平に取り付ける横架材
 
スタッド建て込み
垂直方向の柱材を300mm~450mm間隔で設置
 
振れ止め設置
スタッドの横揺れを防ぐ補強材を1200mm間隔で設置
 
精度確認
垂直・水平の精度チェックと微調整

 
スタッドの間隔は石膏ボードの仕様により決まります。1枚貼りの場合は300mm間隔、2枚貼りの場合は450mm間隔が標準です。
 

🔸 天井下地工事の特徴

天井下地工事は壁下地よりも複雑で、より多くの部材を使用します。
 

主要部材

野縁受け:主要な骨組み材

野縁:ボードを直接支える材料

ハンガー:つり金具

クリップ:接続金具

施工のポイント

レベル管理:水平精度の徹底維持

荷重計算:設備や照明の重量考慮

振動対策:構造体との適切な接続

点検口:メンテナンス用開口の確保

「参照:玉水建装技術コラム」
 

愛知県エリアでの軽天工事の特徴

愛知県は自動車産業を中心とした製造業が盛んで、工場や事務所、商業施設の建設需要が活発です。弥富市、津島市、名古屋市エリアでも多様な建築物で軽天工事が活用されています。
 

🔸 地域の建設需要と特性

愛知県西部エリアは名古屋市へのアクセスが良好で、住宅開発やオフィス需要が継続的に増加しています。特に弥富市は名古屋港に近く、物流関連施設の建設が活発です。
地域特性として、以下の点が挙げられます。
 
工業地域:工場内の事務所や休憩室の間仕切り工事

住宅エリア:マンションや集合住宅の内装工事

商業地域:店舗や商業施設の内装・改装工事

インフラ整備:交通網整備に伴う関連施設工事

 

🔸 施工時の注意点とポイント

愛知県エリアでの軽天工事では、地域の気候条件や建築慣行を考慮した施工が重要です。
 
施工品質を確保するための重要ポイント

材料管理:現場搬入時の材料チェックと適切な保管
精度管理:レーザー墨出し器による正確な施工
安全管理:高所作業時の安全対策の徹底
品質管理:中間検査による施工精度の確認
工程管理:他職種との連携による効率的な作業進行
 

地域対応
湿度の高い夏季には材料の結露対策、冬季の乾燥時期には静電気対策が重要です。また、海に近い地域では塩害を考慮した防錆処理の検討も必要になる場合があります。

 

軽天工事で建物の基礎を支える技術

軽天(軽量鉄骨)工事は、現代建築における重要な基盤技術です。JIS規格に基づく高品質な材料と確実な施工技術により、安全で美しい建物内装を実現します。愛知県弥富市・津島市・名古屋市エリアでの内装工事をお考えの際は、長年の実績と専門知識を持つ業者選びが成功の鍵となります。株式会社井上内装では、軽天工事からボード工事まで一貫した高品質な施工を提供し、お客様の理想空間の実現をサポートいたします。
 

採用情報

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